SCENE
医療でのデータロガー
医療環境での用途例

精密医療機器の異常防止
MRIやレーザー治療器などの医療機器は、室温の変動によって測定精度が低下したり、機器の寿命が縮む要因となります。常に室温の推移を記録しておくことで、夜間の空調停止による異常加熱などを早期に発見でき、予期せぬダウンタイムや高額な修理費用の発生を防ぐことが可能です。

衛生管理とリスク低減
医療用ガーゼや白衣などを保管する空間では、人がいない時間帯の湿度上昇がカビ発生や滅菌パックの劣化を招くリスクを生みます。24時間の温湿度変化を自動で数値化すれば、日中だけでは気づけない環境悪化のサインを察知し、より確実な院内感染の予防策へと繋げられます。

移動型医療機器の取扱改善
超音波診断装置などを病棟間で運ぶ際、廊下の段差やエレベーターでの見えない衝撃が故障の引き金になることが少なくありません。振動データを可視化して蓄積すれば、スタッフの運搬手順を見直すきっかけになるほか、修理時の客観的な状況エビデンスとしても活用していただけます。
医療環境でのデータロガーはWATCH LOGGERが最適です
よくあるお悩み

高価材料の見えぬ劣化
接着性レジンや骨セメントなどの保管において、空調が止まる夜間に適正温度から「どの程度」逸脱したか外見からは判断できない。劣化した材料の破棄によるコストロスや、そのまま使用してしまう医療安全上のリスクを抱え込んでいる。

医療機器の結露リスク
衛生管理が求められる内視鏡機器において、洗浄・乾燥後の保管庫内で発生する微細な湿度変化は把握しきれない。結露がレンズの曇りや細菌繁殖の温床となり、患者への感染リスク増大や機器の寿命低下を招く要因となっている。

手術器具のダメージ
手術支援ロボットのアームやマイクロサージェリー用器具において、輸送時などに受ける微細な落下や振動は目視で確認できない。いざ手術本番で使う際の動作不良や精度の狂いを引き起こし、重大なインシデントの引き金になる危険性が潜んでいる。
ウォッチロガーができることは?
院内の重要設備や特殊器材の「温度」「湿度」「衝撃」を時系列で記録し、
「いつ・どの場面で・どのような環境変化が生じていたのか」を可視化します
・電子カルテ室や、化学変化が懸念される特殊な消毒液の保管エリアで「温度」が安全基準を逸脱していなかったか
・飛沫感染リスクのある過乾燥や、アレルギーの原因となるカビを招く「温湿度」の偏りが長時間放置されていなかったか
・高額なリース医療機器の搬入出時に、目に見えない落下などの「衝撃」が加わっていなかったか
といった、医療施設における実態を、感覚やその場限りのチェックに頼らず、客観的な記録として証明可能です。
「どの場所に院内感染のトリガーが潜んでいたのか」、「器材の運用手順(業者との引き継ぎ・搬送ルート・保管場所)のどこにメスを入れるべきなのか」を、確実なデータに基づいて合理的に判断し、医療安全の向上へと繋げられます。
医療環境での
データロガーの活用
手術室(オペ室)の静電気トラブル防止
厳格な環境基準が求められる手術室において、休日明けなどに空調設備の不調で過度な乾燥が発生しても、その影響がいつから起きていたのか遡って把握するのは困難です。
温湿度データロガーで環境を自動記録しておくことで、湿度低下の推移を時系列で明確に可視化します。
「医療機器の誤動作を招く静電気が発生しやすい状態だったか」、「術後感染のリスクが高まっていなかったか」など、空調メンテナンスの緊急性の見極めや、安全な手術環境の維持を客観的に証明する材料として役立ちます。

医療廃棄物の保管庫管理
血液等が付着した感染性廃棄物を保管する専用保冷庫において、コンプレッサーの故障や漏電で冷却が止まっても、翌朝に扉を開けて悪臭を感じるまで異常に気づけないケースがあります。
温度データロガーで内部環境を継続ロギングすることで、温度上昇のカーブを事後から正確にトレースできます。
「いつ冷却システムがダウンしたのか」、「危険な腐敗や細菌増殖のレベルに達していたか」などを即座に判断でき、早急な特殊清掃の手配や設備の入れ替えを上申するための確実なエビデンスとなります。

ドクターカー(ヘリ)搭載機器の保護
ドクターカー(ヘリコプター)に積載された除細動器やエコーなどの精密機器は、緊急運転時の急ブレーキや悪路による激しい揺れに晒されますが、機器にどれほどの物理的負荷がかかったか実態は掴みにくいものです。
衝撃ロガーを機器周辺に設置しておくことで、運転中に発生した落下級の衝撃を時系列データとして捉えられます。
「原因不明の故障が起きた際、どのタイミングの衝撃が致命傷だったのか」を特定し、防振マットの導入効果を測定するなど、高額機器の延命に向けた運用見直しの強力な指標をもたらします。

感染症病室の療養環境維持
温湿度を24時間体制でモニタリングし続けることで、患者からの訴えに頼らず環境変化をデータとして浮き彫りにします。
「加湿器の増設が必要なレベルの過乾燥か」、「施設基準を満たした適正な換気と快適性が両立できているか」を評価し、患者への負担軽減と適正な病棟運営の妥当性を示せます。

全機種が
レンタル対象

医療環境でWATCH LOGGERが
選ばれる理由
繰り返し使える電池交換式
- 規制が厳しい国際物流において、ウォッチロガーは航空機搭載可能基準「RTCA DO160 Section21」の規格に適合。
- IATA危険物規則で危険物から除外されたコイン電池を使用している為、航空輸送・船舶輸送に使用することが可能です。
取り付け自由な軽量・コンパクトボディー
- 軽量設計の為、PPバンド・両面テープ・マジックテープで簡単にしっかり固定することができます。
- 別売りのアタッチメント(両面テープ/ビス付き)を使用すれば、穴を開けてねじ止めする必要がありません。
IP67防水機能(NFCタイプ)
- NFCタイプは、標準でIP67防水規格に準拠。粉塵が内部に侵入せず、水深1メートルの水中に30分間つけても機器に影響を受けません。
- NFCタイプをご利用頂くことで様々な環境での測定をサポートします。
簡単ソフトウェアと多様な出力形式
- 無料で簡単に使える専用ソフトウェア。測定結果を自動的に読み取ってグラフを表示します。
- PDF出力をすれば専用ソフトウェアをインストールしていない方にもデータ提供が可能。CSV出力はExcelなどの表計算ソフトでカスタマイズし、データ解析ができます。
海外輸送に電源を入れたまま使用できる
- リチウムコイン電池を採用しているのでロガーを動作したまま航空機・船舶・貨車への搭載可能。
- 海外輸送に必要な「該非判定書、RTCA、SDS(MSDS)」の発行もお申し付けください。JAL、ANA、FedEx等、各社の許可を取得済。安心して海外輸送に使用できます。
医療環境 お役立ち情報
WATCH LOGGERの魅力
WATCH LOGGERに関する
よくある質問
- WATCH LOGGERはどこで購入できますか?
-
“WATCH LOGGER”ホームページより「販売代理店一覧」をご覧ください。
- センサー寿命はどれくらいですか?
-
ご使用環境およびご使用条件にもよりますが、約1年を目安に校正等を行いご確認ください。
注:特に湿度センサーはご使用環境により劣化状況が変わります。
- データロガーの貸出サービスはありますか?
-
貸出期間は約3週間になります。
実際にウォッチロガーやソフトをご使用になって、ご検討して頂ければ幸いです。
詳しくはレンタルサービスのページをご覧ください。


